ホロスコープでの未来予測トランジットとホロスコープ

こんにちは！大田みりです。今日は星の未来予測についてお話してみようと思います。

ホロスコープでの未来予測は何をよむ？

星占いというと、生まれつきの運勢と並んで気になるのが、これからの運勢。

「いま」どんな運勢なのか。あるいは「これから」どんな運勢がやってくるのか。

これは、

（１）自分の持って生まれた運勢

（２）そのときどきで影響を受ける時期的な運勢

このふたつのかけ合わせによって読んでいきます。

ひとつめの「自分の持って生まれた運勢」は自分が生まれたときの星の位置から読み取っていきます。時期的な運勢は、自分が生まれたときの星の位置とそのときどきの星の位置との関係性から読み解いていきます。

ふたつめの「そのときどきの星の位置」というのは、たったいまも宇宙を運行している天体の位置のこと。この、いまも時時刻刻と運動しつづける天体のことをトランジット天体といいます。

たとえば、今年は木星が水瓶座にあるから…なんていうときの木星は「木星トランジット」と呼んだりします。

星の未来予測では、自分の生まれた時の星の位置が描かれたホロスコープとトランジットのチャートを重ね合わせて、そのときどきの運勢を読んでいきます。

今日の運勢を知りたければ、今日のトランジット天体の位置と自分のホロスコープを重ねる。
1年後の運勢が知りたければ1年後のトランジット天体の位置と自分のホロスコープを重ねる。

そんな感じです。

多少の誤差がでることもありますが、何十年後であっても何百年後であっても、計算によって天体の位置はわかります。

自分が生涯に渡って、どんな星の影響のもとに人生を送るのかを読み解くことも可能です！

このように説明すると、「生まれた時から人生が決まっているということ！？」と思われる方もいると思うのですが、それは半分YESで半分NO。

どういうことかといいますと…

星からの影響というのは、言ってみれば、航海中の空模様のようなもの。明日は、快晴なのか、曇りなのか、はたまた嵐なのか？

快晴であれば目的地に向かって、気持ちよく船を進めていくことができそうです。でも、あまりにも気持ちが良いからちょっと船を止めて、釣りをしてみたり、ビールでも飲んで、仲間とBBQをしちゃったりすることもできるでしょう(^^)

嵐がくれば、不安を抱えて落ち着かずにバタバタ過ごす人もいると思います。一方で天候が落ち着くのをじっと待つ人もいます。

人生は、「快晴だから前に進む」、「嵐だから不安」というように、こういう天気だからこうするしかない、というワンパターンのものではありません。

状況によって行動を制限されたり左右されることはありますが、どんな選択をするか、それは基本的にその人の自由です。

星読みの未来予測も同じで、どんな流れがくるのかが決まっているとしても、その流れのなかでどんな選択をし、どんな行動をするのかまで決まっているわけではありません。

選択や行動によって人生はいかようにも変化していく。

生まれた時から決まっているものもあるけれど、どんな人生をつくっていくのかは、自分の自由意志で決めていくことができるのです。

わたし自身、星の未来予測は、選択や自由を狭めるためにあるのではなく、自由に適切な選択をするためにあると思っています。

流れがいつ変化し、次にどんな流れがくると知っていることで初めて選べる選択肢もあるはず。星の未来予測は、自分の人生を自由に楽しみたい人にこそ使いこなしてもらいたいです。