こんにちは!大田みりです。今日は今年大注目の「グレートコンジャンクション」と「風の時代」について書いていきたいと思います。
2020年は20年に一度のグレート・コンジャンクションのタイミング
コンジャンクションとは、占星術の用語で「天体が同じ方向に並ぶ」こと。
とくに<幸運の星・木星>と<制限の星・土星>がコンジャンクションになることを「グレート・コンジャンクション」と呼びます。
「グレートコンジャンクション」が起きるときには、何か大きな出来事が起こると考えられており、占星学的にはとても重要なタイミングとされています。
実は、今年のグレートコンジャンクションは約200年ぶりの節目にもなっているため、さらに注目を集めています。
200年ぶりの節目?
木星と土星が重なるグレート・コンジャンクション。実は、ある不思議な規則性をもっています。
それは約200年ごとの周期で発生するエレメンツが切り替わる、ということ。
たとえば、1842年に山羊座で発生して以降、グレート・コンジャンクションは今までずっと牡牛座・乙女座・山羊座といった地の星座で発生してきました。このように地の星座でグレート・コンジャンクションが起こる期間を「地の時代」と呼びます。
2020年の12月20日、木星と土星は水瓶座で誤差なくぴったりと重なります。
そしてこれから2220年までの200年間、グレートコンジャンクションは双子座・天秤座・水瓶座といった風の星座で発生します。
つまり、「風の時代」がやってくるということですね。
地の時代から風の時代へ
これまで私たちは「地の時代」を生きてきました。
産業革命と科学技術の発展。
大衆が大量にモノを消費し地球上に人類未踏の地がほぼなくなった19世紀・20世紀。
21世紀にはネットワークの発達により、距離や時間といった利便性や自由を阻害するものがどんどんなくなりつつあります。
この200年はまさしく「地の時代」でした。
そして2020年、風の時代はコロナとともに幕を開けます。
これから先やってくる風の時代はわたしたちに何をもたらすのでしょう?
前回の風の時代
この先の風の時代が、どんな時代となるのかを予測するのに過去は良い手がかりになります。前回の風の時代は13~15世紀はじめごろまで。
13世紀はモンゴル帝国の支配によってユーラシア大陸を東西に跨ぐ、巨大なネットワーク網が出現した時代。ヒト・モノ・カネが行き交う、交通の大動脈が整備されました。
14世紀にはルネサンスが始まります。ちょうど、ペストの流行や教会の権威の失墜により、これまで築き上げてきた社会の仕組みでは通用しないことが増えてきたころ。
人々はこれまでの神様中心の考え方をやめて、人間中心への価値観へと思想を転換させていくことになります。
地の時代から風の時代へ
地は「土台」を築くことに長け、人々の生活に安定をもたらします。
みんなの安心や安全のために守るべきルール、便利で合理的な仕組み。そのルールや仕組みをうまく機能させるための力。こういったものを社会にしっかりと根付かせるのが、地の時代の役割といえるでしょう。
それでは、これから到来する「風の時代」の役割はというと…?
地の時代で人々が一生懸命築き上げたシステムや権威、そしてその中で培われてきた人々の世界観・常識が少しずつゆるみ変容を始めるのが風の時代です。
風の時代では地の時代で作り上げた土台に対して、疑問を投げかけることになるでしょう。それは単なる批判精神ではなく、フラットで知的な視点をもった考察です。
当たり前や常識に縛られることなく、新たな可能性を模索する。そんな柔軟でやわらかな考え方が、フィットする時代の到来です。
風の時代というお話、いかがでしたか
「風の時代」がやってくるというのお話はここまで!「風の時代」の仕事論については別記事で詳しく書いていきたいと思います!お楽しみに!